未来を信じて、今を生きる
雨にも まけず
風にも まけず
雪にも 夏の 暑さにも まけぬ
丈夫な からだを もち
欲は なく
決して いからず
いつも しずかに わらっている
一日に 玄米 四合と
味噌と 少しの 野菜を たべ
あらゆる ことを
じぶんを かんじょうに 入れずに
よく みききし わかり
そして わすれず
野原の 松の 林の 蔭の
小さな 萱ぶきの 小屋に いて
東に 病気の こども あれば
行って 看病してやり
西に つかれた 母 あれば
行って その 稲の 束を 負い
南に 死にそうな 人 あれば
行って こわがらなくても いいと いい
北に けんかや そしょうが あれば
つまらないから やめろと いい
ひでりの ときは なみだを ながし
さむさの なつは おろおろ あるき
みんなに でくのぼうと よばれ
ほめられも せず
くにも されず
そういう ものに
わたしは なりたい
世田谷区教育委員会発行、日本語教科書より抜粋(PCの都合上、一部旧字を仮名に変換しています)
長女が、小学校1年生の時に 暗唱した詩です
雨ニモマケズ は、賢治の死後
手帳に書き留てあったものを 弟によって発見、発表されました
これは、世間へ発表するためではなく
自分への戒めとして書いたものだったのでしょうか
この詩が 今までのどんなときよりも こころに響いたことは
言うまでもありません
ドイツ赤十字社
ドイツ在住の方は、こちらから支援金を送れます
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/03/20l3hd00.htm
東京都が、救援物資の受付を始めています
最後になりましたが、東北地方太平洋沖地震において被災された方々に
心からお見舞い申し上げます
今もなお、避難生活を余儀なくされている38万7000人の方々が
少しでも早く、少しでも暖かな、少しでも安堵をつける時が来ますことを
こころから、お祈り申し上げます
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by utatane-f2010
| 2011-03-20 19:22